手にとったきっかけ。
Twitterでバズってたのをみかけていて、気づいたら仕事帰り本屋にたち寄り購入しておりました。 ちょうどその頃、職場の人間関係で悩んでおりまして… ゆるく読めるストレスコントロール系の本が欲しかったのです。
内容ざっくり
7つの習慣っぽい「相手は変えられないけど自分は変えられる」系の本です。 ただ、目的が相手を変えるためにはまず自分から!という感じではなく よりコミュ二ケーションが苦手な人向きに、無理に相手と一緒にいなくていいんだよ 逃げることは悪いことじゃないんだよという感じ。 コミュニケーション過多となっている現代、人とつながることではなく 「人とのつながりを断つ」ことが苦手なタイプのコミュニケーション下手の人たちの背中を優しく押してくれる書いてる本です。
読んでみて
漫画 + 文章 という構成なのですが、よくもわるくもゆるいかんじ そして具体的にどうやって逃げるか、ではなく逃げるのって悪いことじゃないんだよをいろんな言い方でいってくれる本…なので、物足りないって言ったら物足りないかも… ただ本当にがんじがらめになって一歩が踏み出せない人はよんでみていい本だと思います。 以下私が読んでいてすきだったところを5点。
私が好きだったところ
人の幸せや成功に嫉妬してしまう
そのひとの幸せって、本当に欲しいものなの?っていう「ちょっと考えてみて」なことが書いてありました。具体的にはいかのかんじ 結婚した友人がうらやましい ⇒ その旦那さん好みのタイプなの? 友達多い人がうらやましい ⇒ その人たちと友達になりたいの? 不要な嫉妬を抱え込む必要はないんだよっていう感じです。
嫌な人のことをずっと考えてしまう
そのひとのこと考えてる間ずーっとあなたの脳をつかってるんだよー!嫌いな人に家賃払ってるみたいなもんだよ、追い出せ追い出せ!!!
ワガママな人に振り回される
突然交流をきってるわけじゃない、いままでの積み重ねがあなたをそうさせただけなんだから、相手のそうならそうといってよみたいな要求は気にしなくていいよ、その人との交流をきるだけの理由が積み重ねられてるんだよ…!
無理な頼みごとをされて断れない
あなたしかいない…は、あなた以外はみんな逃げたということなんだから最後の一人になってはいけない…!
人からダメ出しばかりされる
「あなたの為」でも腑に落ちなければ聞かなくていい 「自分の為」になることだけ聞けばいいよ
書いてておもったけれど、本当にずっと励まし続けてくれる本ですねw うえでも書いてますけれど、さらっと読める本なので、何回も再読するタイプの本ではないです。 でも縁があってちょっと疲れた時に読んでみたら、ひょっとしたらすごく救われるかもしれない。 そういう本でした。
余談
完全余談なんですけれど、解説の名越先生のお話ですごく興味深かった話がりました。ざっくりかくと以下の感じ。
「無意識」は人間が他の動物と変わらないときの「古代の脳」がつかさどっている そのため「自己」が確立しておらず、「他人」の悪口も 「自分」の悪口に変換して積み重ねてすさんでっちゃうって説がある
… めちゃくちゃ興味深かったです… 面白い… 私もあなたもない世界、ない時代てどんなかんじなんでしょうね? 想像もつかないけれど、存在していたかもしれないものを、考えるのはすごくすごく楽しいです。